残念ながら(*_*;
オミクロン株にワクチンが効きにくいという
ことが明らかになりつつあります。
理由は、株によってスパイク形状が違うため
ワクチンが有効に働かないからだそうです(*_*;
紫外線の光によるウイルスの不活化は、
1901年、ドイツの物理学者ハーマン・ストレーベルが
UVランプの発する深紫外線領域の光で、細菌やウイルスを
不活化できることを発見して以来、殺菌灯として水銀を含むUVランプを使用してきました。
近年、半導体技術の発達により、波長300nm以下で
十分な照度を持つ深紫外線発光ダイオード(以下UVC-LED)や
エキシマランプの放つ波長222nmの光でも同様の効果が確認され
応用が始まっています。
と共同で波長222nm、275nmの2種類の紫外光を
新型コロナウイルスの疑似ウイルスに照射して
従来からの殺菌用光源254nmと比較検証しました。
結果はジャカジャン(^^♪
上の棒グラフは、各波長の光源から50cm離れた距離で、
左から順に橙色0.0J/m2. 黄色7.5 J/m2, 青色15 J/m2, 緑色30 J/m2, 灰色60J/m2の光量を
照射した結果です。
感染価残存率の経時変化について
0.0 J/m2の橙色棒グラフと比較してバーの長さが短い程
不活化効果が高いことを表しています。
顕著なのは、照射された光量が最大の60J/m2の灰色棒グラフが
275nmが最も短く、次いで波長254nm、最後に222nmという結果になりました。
つまり、275nmが、従来の殺菌線波長254nmと同等以上の不活化効果を持つ
ということを表しています。
この結果は、医療現場に於いては
相変わらず使用され続けている殺菌用水銀ランプを
深紫外線LEDで代用できるということです。
SDGsが合言葉の産業界に於いて
国連環境計画(UNEP)水銀に関する水俣条約に則り
今後、環境に優しい深紫外線LEDが医療分野で
幅広く応用されることを期待します(^_-)-☆
この結果には私たちも目を疑いました(爆)