今回で25回を迎える『半導体・オブ・ザ・イヤー』。
2018年4月~2019年3月に、新製品として発表された
半導体製品・技術の中から
弊社の【マイクロLEDディスプレー用UV-LEDチップ】が
半導体デバイス部門の優秀賞を受賞いたしました(๑˃ ꇴ˂ ๑)
https://www.sangyo-times.jp/seminarDtl.aspx?ID=324
↓↓↓マイクロUV-LED
弊社の子会社、株式会社マイクロ・ナイトライドの
コーポレートロゴ↓↓↓
実は、優秀賞の受賞は2度目になるのですが
今回受賞のUVマイクロLEDチップとは、
簡単に言うと、10~50µm(マイクロメートル)サイズの極小のUV-LED素子です。
µmの単位が、ピンとこない方!
1µmは1mmの1000分の一のサイズで
もはや、人の目では確認できないレベル・・・(*゚ロ゚)
UV-LEDの分野では、
従来のUVランプの代用として
インクや樹脂を硬化する用途では、ハイパワー化が主流となっているので
チップ(素子)サイズは、大きくなるのがトレンド。
そんな中、真逆の極小サイズで、高効率のチップを開発しました☆彡
スマートフォンやテレビなどの、次世代ディスプレーとして期待される
マイクロLEDディスプレーですが
開発の方向性は、3つ。
まず、3LED方式(赤・緑・青のLEDを組み合わせる)
→赤色のLEDのマイクロ化が困難、且つ駆動電圧が色によって異なるので
チップ実装及び制御が複雑
2つ目、Blue LED+R/G 蛍光方式(各色の蛍光体を青色LEDで励起)
→チップ実装が容易な反面、色の再現性に乏しく、
特に赤色の演色性がよくない
最後に、UV LED +R/G/B 蛍光方式(各色の蛍光体をUV-LEDで励起)
→紫外線は無色なので、蛍光体の材料を変えることで、
フルカラーを再現します!
マイクロUV-LEDディスプレーが皆さんのお手元に届くのも
それ程先の話ではないかもしれません!!
来月6月5日、有明ビッグサイトで開催されるJPCAショーにて授賞式が行われます。