半導体・オブ・ザ・イヤー2019 優秀賞 受賞!!

今回で25回を迎える半導体・オブ・ザ・イヤー』

2018年4月~2019年3月に、新製品として発表された

半導体製品・技術の中から

弊社の【マイクロLEDディスプレー用UV-LEDチップ】

半導体バイス部門優秀賞を受賞いたしました(๑˃ ꇴ˂ ๑)

https://www.sangyo-times.jp/seminarDtl.aspx?ID=324

 

↓↓↓マイクロUV-LED

f:id:UV-Flower:20190523173418j:plain

 

弊社の子会社、株式会社マイクロ・ナイトライドの

コーポレートロゴ↓↓↓

f:id:UV-Flower:20190523173408p:plain

 

実は、優秀賞の受賞は2度目になるのですが

今回受賞のUVマイクロLEDチップとは、

簡単に言うと、10~50µm(マイクロメートル)サイズの極小のUV-LED素子です。

 

µmの単位が、ピンとこない方!

1µmは1mmの1000分の一のサイズで

もはや、人の目では確認できないレベル・・・(*゚ロ゚)

 

UV-LEDの分野では、

従来のUVランプの代用として

インクや樹脂を硬化する用途では、ハイパワー化が主流となっているので

チップ(素子)サイズは、大きくなるのがトレンド。

 

そんな中、真逆の極小サイズで、高効率のチップを開発しました☆彡

 

スマートフォンやテレビなどの、次世代ディスプレーとして期待される

マイクロLEDディスプレーですが 

開発の方向性は、3つ。

 まず、3LED方式(赤・緑・青のLEDを組み合わせる)

f:id:UV-Flower:20190523173318p:plain

→赤色のLEDのマイクロ化が困難、且つ駆動電圧が色によって異なるので

 チップ実装及び制御が複雑

 

2つ目、Blue LED+R/G 蛍光方式(各色の蛍光体青色LEDで励起)

f:id:UV-Flower:20190524092728p:plain

 →チップ実装が容易な反面、色の再現性に乏しく、

  特に赤色の演色性がよくない

 

最後に、UV LED +R/G/B 蛍光方式(各色の蛍光体をUV-LEDで励起)

f:id:UV-Flower:20190524092830p:plain

→紫外線は無色なので、蛍光体の材料を変えることで、

 フルカラーを再現します!

 

マイクロUV-LEDディスプレーが皆さんのお手元に届くのも

それ程先の話ではないかもしれません!!

来月6月5日、有明ビッグサイトで開催されるJPCAショーにて授賞式が行われます。