天才とは?

出張の合間に博物館や美術館を訪問するのは海外出張を乗り越えるための大きなモチ

ベーションになります。今回はオランダのゴッホ美術館と王立美術館を訪問しました。

ゴッホの自画像

画家ゴッホは天才と誰もが認めていますがご承知の通りその存命中は才能をあまり評価されませんでした。実際に絵を見ると自画像が有名ですが決して男前ではないどこにでもいそうな平凡な男性です。モデル代を負担できなかったからとされていますがこういう平凡さを捉えたのがゴッホ作品の真骨頂と言えます。

ひまわり

 

 ひまわりにしても花瓶に挿したひまわりのいくつかは花が枯れて種になっています。素人が見ればなんて地味な絵なのかと見過ごしてしまいます。農夫の泥だらけで皺くちゃな顔や働く姿に美しさを見い出すのは平凡な発想では生まれません。

オランダの画家レンブラント


売れたいがために派手で美しく整った形にこだわるのが平凡な発想です。そこに意味を持たせることで見れば見るほど理解が深まる内面を表現しています。同じくオランダの有名な画家レンブラントも天才ですがまだ常識から抜け出せていない感じです。ビジネスに於いてもこういう視点の変化が重要だと思います。特に研究開発に於いてセレンディピティと呼ばれる偶然の成功との巡り会いは近道ではなく随分と遠回りをすることによって全体像がわかり結果として成功にたどり着くのではないでしょうか?マイクロLEDの開発も随分遠回りをしていますがこれらの膨大な失敗から成功の道筋が見えてくるのだと思います。まだ問題は山積していますがゴッホが最先端技術開発の道筋を示してくれているように感じました(笑)

 

MicroLEDの未来は明るい(^○^)

MicroLED &AR/VR connectを振り返ってみようと思います。

私の独断と偏見で選ぶベストプレゼンテーションですが

MicroLEDのアプリケーションがARグラスの一択ではなく光データ通信やストレージに役立つ可能性があるというMicrosoftのPaoloさんのプレゼンも捨てがたいのですが

Micro LEDのARディスプレーの可能性を信じるMetaのBerholdさんのプレゼンはご自身が

μLEDのDirectorとして違う方式でARグラスを実用化している経歴から見てもMicro LED業界全体に大きな希望を与えたということも含めて最優秀プレゼンテーションと感じました。

LCOS vs MicroLED

現時点に於いて他の方式特にLcosに比べて多くの点で劣るという現実的な評価が多くあった中でサングラスメーカーのRay-Banと共同ですでにARグラスをそこそこ売った実績もあるMetaのDirectorがMicro LEDをただひとつ、「太陽に勝てる明るさ」という一点だけのアドバンテージですがMicroLEDを評価したことは業界全体に希望を与えました。

MetaのBerhold Harn Directorさん

Micro LEDが勝者の理由

青と緑のInGaNのアドバンテージ

究極のハードルは赤!

業界全体が解決すべき3つの課題

 

1ユニット100ドルで100億ドルのマーケットが拓ける!

リップサービスと業界に発破を掛ける意味合いもあったと思いますが1ユニット100ドルを実現すれば100億ドルのマーケットが拓ける!と締め括ったことで24年にAppleがアップルウォッチの採用を見送って以降意気消沈していた業界を勢い付けた意味合いは大きかったと思います。但し、赤色が大きなハードルだとする問題点も指摘してくれました。業界として彼の期待に応えるべく今まで以上に努力しなければなりません!(^_^)

ということで今回のベストプレゼンテーションはMetaのBerhold Hahnさんです。

おめでとうございます(^○^)

MicroLED AR/VR connect 3日目

イベント3日目はロチェスター大学のキーノートで始まりました。

ニューヨークにある大学ですがμLEDディスプレイの研究に熱心ということで皆さん一緒にやりましょうと呼びかけておられました。うちもNY行こうかな(笑)

ARグラスの未来形

続いてマイクロソフト

光通信への応用

新たな発見があったのは、光通信への応用が期待されているという発表で、昨日Paoloさんは思いついたそうです(笑)

3番手はMojo Visionと豪華な顔触れ

キーノートセッション以外の講演もかなりハイレベルな講演でこちらの方はLED分野ではノーベル物理学賞受賞のUCSB中村修二さん級の有名人UCSBのスティーブ=デンバースさんです。まさかここでお会いできるとは思いませんでした。こんな大先生でもメインステージじゃないんだね(-_-;)

スティーブ・デンバースさんの熱弁

そんな中で、私も講演したのか?というご質問があるかもしれませんが、今回は空きが出たらピンチヒッターでお願いしますと言われていたのですが空きが出なかったので実現しませんでした。来年お願いしますということで不十分な準備で恥をかかずに済みました。マジでやばかった(笑)

いずれにしてもマイクロLEDのアプリケーションがARグラス一択かと思いきや光通信という新しい応用先も見つかって盛り上がった3日間でした。最後にアインホーヘンのホテルの窓から見えた教会のイエス様の写真を掲載します。イエス様もマイクロLEDを見守って下さっている?

ホテルの窓から見えたイエス様

 

 

Micro LED AR/VR connect 2日目

いよいよ本番の開始です。

キーノートトップを飾ったSONY!日本人として誇らしかったです。

私が喜んでどうする(笑)最近、日本の企業は元気ないし

私は父の時代からSONYのオーディオ、ビデオ、マビカ(デジカメの元祖)と珍しいものを愛用していたので興奮気味です。早くフルカラーのARグラス出しましょう(笑)

キーノートのトップを飾ったSONY

続いてGoogle

Googleが2番バッター

メタが3番バッター

流石、皆さんプレゼンがお上手!

そこも勉強になります(笑)

講演の休憩時間には企業ブースの展示見学で賑わってます。

企業関連展示

会場の説明が遅れましたが

EindhovenのThe Stripと呼ばれる広大なハイテクキャンパス コンベンションセンターで開催されてます。

Eindhoven The Stripのコンベンションセンター

Homebase for Breakthrough technology and innovationの文字

Homebase for Breakthrough technology and innovationと書かれた建物が運河の向こうに見えました。様々な企業が入居している研究施設です。

こういう施設でASMLのような新しい技術が生まれているのです(^○^)

やっぱり、見えないところに理由があるのですね(^_^)

μLEDディスプレイのデモ

マイクロLEDは中国、台湾企業の独壇場ですが、欧州の企業も追いつけ追い越せで頑張っています。その陰には公的研究機関Fraunhofer IPMSの支援があると聴きました。

研究が高度になればなる程、公的支援は欠かせないということですね(^_^)

勉強になります。

 

Micro LED AR/VR Conectが始まりました(^_^)

本日、オランダ時間9月15日9時から17日1夕方まで3日間のスケジュールで

Micro LED AR/VR connectという講演会と展示会がアイントホーヘンのハイテクキャンパスにて始まりました。主催者は、Micro LED associationで会員企業のロゴが下の掲載されています。日本の企業の加入は少ないのですが弊社も入っています。

運河の国オランダ

オランダと言えば今や露光機のASMLは世界ナンバー1なので、なぜオランダで?ということでも興味津々です。大航海時代に運河の国、海抜が低い国土ということもあって、チャレンジ精神を発揮して新航路の開拓等海外植民地に活路を求めました。香辛料と奴隷貿易で一時代を築いたオランダですが、その後、イギリス、アメリカに押されて元気がない時代が続きました。そこへASMLという半導体のモンスターがいきなりの登場となった訳で、なぜ?と誰もが関心を抱いていると思います。そんな疑問の答えを見つける目的もあって参加しました。

アイントホーヘンはのどかな田園地帯

初日は、マスタークラスと呼ばれるオリエンテーションが午前中にあって

マイクロLEDディスプレイの基礎を勉強してくださいという感じで、初心者からプロまで幅広くおもてなししますというアットホームな雰囲気で始まりました。

Micro LED Association

マスタークラスのAgenda

午後からはASMLとフォトニックベンチャー企業の見学ツアーもあって大人の遠足みたい。明日からは各企業、研究者の講演と展示会が開催されます。このところ出番の少なかった日本のSONYがマイクロLEDディスプレイを発表したので、明日のキーノートスピーチはSONY、グーグル、メタと大物が登場して各社の最先端技術を披露します。今回は中国、台湾企業の独壇場とはならない感じで、欧米、日本圏も負けじと頑張ってますという感じです。

 

最後の3Dライムライト出荷(^_^)

弊社はUV-LED専業メーカーとして創業26年になるので

ウエハからチップ、照射器まで様々な応用製品があります。

最新の製品はマイクロUV-LEDですが

銀行のATM紙幣識別機に使用されるUV-LEDチップや

樹脂硬化用のハイパワーチップと産業向けの用途が主流です。

そんな中で、滅茶苦茶レアな製品が最後の出荷となりました。

製品名は「3Dライムライト」20年以上前に

用途としては蛍光塗料や蛍光アクリルに照射して演出照明用途に

お使い頂くことを目的に製品化されました。

製品名の由来は喜劇王チャールズ・チャップリン主演の映画「ライムライト」に由来する、昔の舞台照明を意味しています。

3Dライムライト

ご覧の通り、アルミニウム製の筐体でバイクのエンジンのように放熱が良さそうで高性能を感じさせます。樹脂砲弾型UV-LEDが100灯搭載されていて均一に被射体に波長375nmのUV光を照射します。用途として演出照明以外には、自動車のオイル漏れの検知であったり、エンジン内の気流の観察といった珍しい用途にも応用されました。

最近では、あまり需要がないので生産が終了して、本日、最後の出荷となりました。

末永くご愛顧頂き、誠にありがとうございました(^○^)

最後の5台の出荷準備中

Top UV-LEDs Manufacturer in APAC 2026 に選出されました!

嬉しいご報告があります。

「Top UV-LEDs Manufacturer in APAC 2026」 に選出されました!

アジア太平洋地域(APAC)は、半導体・光デバイスの成長が著しい世界有数の市場です。その中で弊社がUV-LED製造のトップメーカーとして評価されたことは、日頃より応援してくださる皆さまのご支援の賜です。

本当にありがとうございます(^_^)

環境汚染物質を含むUVランプに代わるUV-LEDを世界で初めて開発しただけでなく、

様々な分野への応用に貢献し、更にマイクロLEDやフォトニック結晶をはじめとする最先端技術開発への取り組みが高く評価されたことがTop Manufacturerに選出された理由とのことです。

これからも、より良い製品と技術を皆さまにお届けできるよう、社員一同精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い致します(^○^)

 

こちらのサイトからご覧いただけます↓

https://www.semiconductorreviewapac.com/nitride-semiconductors-2026