光触媒

UV-Flower2006-11-24

光触媒とは、光のエネルギーによって化学反応を活性化させる働きをもつ物質の総称で、
代表的なものは、歯磨き粉・化粧品・食品添加物などに使用される二酸化チタン。
二酸化チタンは光を受けることで有機物を酸化還元反応で分解し、
殺菌・浄化などの作用をもたらします。

この作用によって空気清浄機や水質浄化などに利用されるほか、
外壁などにコーティングされた二酸化チタンは紫外線を受けることにより、汚れを分解し、汚れを付きにくくする。

光触媒が機能するには、酸化チタンが吸収することのできる380nm以下の紫外線が必要となり、
従来は効率が低く、寿命の短い紫外線ランプを使用していましたが、
UV−LEDの登場により、コンパクトで紫外線ランプより効率よく、長寿命で
環境にやさしい光源として様々な方面での活用が期待されています。


光触媒というのは、簡単な例えでいうと洗濯干しなんです。
お天気のいい日に、太陽の下で干した洗濯物は部屋干ししたものに比べ、
嫌な臭い・湿り気もないはず。
これがごく自然な光触媒効果。

もう1つ挙げるなら。
金魚用 換え水の汲み置き。
これも塩素除去の為の光触媒効果。


UV−LEDを利用することで、もっと改善できることが身近にありそうですね!!