名前

UV-Flower2006-12-11

ギリシア神話から、ヒヤシンスの名前の由来の一説を紹介します。


ヒュアキントスは他に類を見ないほどの美少年で、タミュリスとアポロン(太陽神・音楽・予言・弓・医療の神)に愛されていました。
ゼピュロスはヒュアキントスとアポロンの仲を妬み、アポロンが円盤競技で楽しんでいる時に風を操り、それを見学していたヒュアキントスの眉間に、誤って円盤を命中させてしまいました。
彼の頭の傷は もはやアポロンの力を持ってしても治すことが出来ず、ヒュアキントスはその生涯を閉じました。
そして、ヒュアキントスの頭の傷から流れ出た血は地面に流れ、野原を染めました。
その野原には彼の死後、とても綺麗な色をした美しい花が咲くようになり、彼の名前からその花は『ヒヤシンス』と呼ばれるようになったそうです。



徳島県内の川に掛かる橋は、昔の地位や名誉のある人が自分の名前を残す為に、こぞって橋を渡し、自分の名前を付けたんだとか。
そう言えば、人の名前から名付けられたものって、身近に案外多いですよね。
逆に、自分がなぜその名前を付けて貰ったのか、名前の由来って知ってますか??