塩素

UV-Flower2006-12-22

塩素って必要なものでしょうか?
不要なものでしょうか??

水道水に含まれる塩素には、酸化、殺菌、脱色の効果があり、原水のアンモニア濃度の約2倍を入れ、アンモニア、鉄、マンガンを除去します。
塩素は、食塩から苛性ソーダを作るときに副産物としてできるため安価ですが、人類最初の毒ガスとして使われたもので、使い方 次第では、とても危険な物質です。
よく洗剤に『混ぜるな危険』とあるのは塩素系と酸性洗剤を混ぜると、化学反応を起こして、有毒な塩素ガスを発生させ死亡事故に至る場合もあるからです。
塩素がたっぷり入った水は、人体にとって刺激が強過ぎ、肌荒れ・手荒れ・髪の毛の傷みの原因のひとつになっています。
最近、肌荒れや髪の毛の傷みが気になる方は、水が影響しているのかもしれませんね。
お風呂やシャワーの適温である40度前後は、塩素がとても活発に働く湯温。
さら湯は年寄りの身体に悪く、二番湯が良いと言うのにも理由があり、最初に入った人の体から出た脂・汗などが、お湯の中で塩素と反応して塩素をなくしてしまうためだとか。
もしさら湯に入るのなら、照るペンという植物性の精油成分が含まれている、ゆず・菖蒲など、良い香りのする植物を入れ、塩素と反応させ中和させると、肌にまろやかな湯にしてくれるようです。
ゆず湯にも理由があったんですね。