先週末の日本経済新聞で、とても興味深い記事を見つけました♪
「欧州連合(EU)では、液晶テレビのバックライトに使う水銀が使用禁止になる―」
欧州委員会と欧州議会、EU加盟国での議論が大詰めを迎えているとの事。そうなれば、イッキにLEDへと置き換わるわけです。
EU連合では産業や環境、金融の分野で次々と独自のルールを策定しています。RoHS指令(有害物質の使用禁止)、REACH規則(化学物質の登録義務)、WEEE指令(家電リサイクル)、自動車の排出ガス規制などなど。弊社でも全ての製品がRoHS(電気・電子機器に含まれる危険物質を規定し、物質の使用を禁止する旨の指令)に準拠しています。RoHSは2003年1月にEU加盟15カ国で採決された指針で、2006年7月以降は、同圏内ではRoHSに明記されている特定物質を含んだ製品は、全面販売禁止!!
市場が大きいだけに、EUのルールが世界のルールとなるようなところがあるのでしょうか・・・
話を元に戻しますが、EUが水銀を使用禁止!とすると、それが世界中に波及し、短期間の内に全ての水銀ランプがUV LEDになるかもしれません。
日本政府が掲げた「CO2削減25%」という目標もいいと思いますが、「水銀使用禁止」といったような具体的なルールの方が足並みがそろいやすいような気がします。