捕虫実験(後篇)

翌9月19日、天気曇、気温20度、午前6時。
実験開始から13時間経過。
それぞれの波長の容器には虫が気持ち悪い程捕獲されていました。比較に置いておいたUV光を照射しなかった容器にはほとんど虫がいなかったので、明らかにUV光に引き寄せられたことがわかります。

それでは各波長毎に見ていきましょう。
まず、波長365nmです。

出足好調だったのですが、捕獲量としては一番少なかったです。大きな蛾やカナブンが入っています。
次は波長385nm。
捕獲量が最も多かったのがこれ、画像ではわかりにくいですが、この波長が405nmより若干多い感じ。

最後に405nm。
見た目が明るいので一番集まるかと思ったのですが、虫の目にはそのように見えていないんですね。ただ、385nmとの差は大きくないので、UV-LEDの価格を考慮するとコストパフォーマンスはトップ。

これらの虫を網で漉いて水を抜きます。
波長365nm

波長385nm

波長405nm

まだぬれた状態ですが、どんな虫が捕まったかよくわかります。
波長365nm

波長385nm

波長405nm

波長による捕獲の違いが、素人ではよくわからないので、
これらのサンプルを乾燥させたものを徳島県立農林水産総合技術支援センターにお願いして分析してもらうことにしました。
分析結果は後日ご報告いたしますので、斯うご期待!