多実装品リベンジなるか?

ソチオリンピックでは氷(雪)上の熱い戦いが繰り広げられていますが
我々は基板上のアッチッチな戦いを繰り広げています(笑)
先日ご案内した銅基板に25チップ実装したサンプルの評価結果が出ました。

意外なことに好結果を期待したチップ間隔を広げたサンプルよりも
間隔の狭いサンプルが大幅に良い結果になりました。
・広間隔25チップ : 波長365nm 5W(7A) 波長385nm 9W(7A)
・狭間隔25チップ : 波長365nm 12W(14A) 波長385nm 17W(14A)   ※雰囲気温度25℃
原因は今のところ不明ですが、チップ間隔が広い方は7A以上電流を流しても
出力は上昇せず予選敗退・・・残念!
期待の重圧に押し潰されか? なわけないか・・
一方で狭間隔サンプルがドンドン記録を更新して世界記録を樹立して金メダル
オリンピックでも同様のシーンがありました。ク〜〜泣ける・・
狭間隔サンプルは14A以降もドンドン記録を伸ばして最大値は
波長365nmで14W(18A)、385nmで22W(18A)で圧倒的勝利!
こういう不可解な現象にブレイクスルーのヒントが隠れているかもしれません。
いずれにせよ前回の多実装トライアル失敗のリベンジは狭間隔サンプルが果たしました!
ガッツポーズ!
これはあくまでもイメージ画像ですが
大きなフィンで効果的に冷却・・・カッコいいでしょ
まさに王者の風格!!!

NEDO補助事業による成果